
- January 07, 2015
- diary
モモ・エ・シャンドン
最近、山口百恵がマイブームです。
彼女が引退したのは1979年。私が小学生の時でしたが、
彼女の印象は私の中に強く残っています。
彼女が凄いなと思うのは、芸能界と言うきらびやかな世界に、
とっとと見切りをつけて、お嫁に行ったこと。
「私のゴールは、数えきれない人たちの胸じゃない」(This is my trial)
モエ・エ・シャンドンみたいに、浮かんでは弾ける、
きらびやかなシャンパンの泡のような世界に背を向けて、
二度とそこには近づかない、彼女の決心を計り知ってみたい。
しかし、それから三十五年。
東京的なデザイナーズ文化の複製、再消費の波が地方へも押し寄せている。
先日、近くに出来た蔦屋書店に違和感を感じるのもそのせいだ。
デザインやクリエイティブとは、そう簡単に複製されて消費されるものではない。
されてはいけないと思うのは、私がもう古いせいだろうか?
そんなことを考えつつ、横須賀で彼女の半生に思いを寄せる。
彼女が私たちに残したものを、しっかりと噛み締めて、
未来を作って行きたい。
This is my trial