
- December 30, 2014
- diary
キャンディーガールズ
かつて男子高校生でした。
特に三年時には、毎日この景色が見える学校で、海側の校舎の三階の角。
一番いい景色のいい教室で、日々を過ごしていたはずなのですが・・・。
全く憶えていないんです。その窓からの景色を。
きっとこんな風に、晴れ渡った海岸線が見えて、
女子高生が裸足で波と戯れたりしていたのかもしれません。
だけど、本当に何にも憶えていません。
よく憶えているのは廊下と渡り廊下の風景。
そこが私の居場所だったんでしょうか?
そんな廊下に、直に座って(私は直座りのパイオニアです!)
ウォークマンを聞いていたら、下級生の女の子三人組が
バレンタインでもないのにチョコレートをくれた。
前に、文化祭の時、ひょんなことから車で送ってあげた(!?)ことがあった。
江の電沿いの住宅街だった。
そのお礼だとのこと。
名前を聞くと、キャンディーガールズと。
今ならお茶でもいかがと、お誘いしますが、
それっきり。名前もわからず、顔も憶えていない。
古き良き思い出。鎌倉あたりのお嬢様らしいお心遣いの高校生。
ラジオのあの人は今のコーナーで探したい気分だったが、出演する機会も無く、
この写真に写っているのは、あの頃に見た
彼女たちの幻影か?
キャンディーガールズ。
今何処に・・・。