2017-04-05 13-40-57
  • June 10, 2017
  • diary

海はいいな。

海に来た十代が、水の中に入る確率は100%?

しかしここは河口なのでちょっと危ない。

そんな親心で心配していると、きちんと公園の管理のおじさんがやってきて

「君たち危ないよ!」と言っていた。

「は〜い!」なんて言いながらいっこうに海から上がる気配なし。

 

 

そのうち一人が浜に上がり、歩いて行ってまた戻ってきた。

そしてまた入った。ここは風呂か!?

 

 

しかし、平日の人が少ない海はいい。

水の中で、なにやら会合でもしているのだろうか?

十代のある時期しか見えないものがある、見えない空間がある。

 

今、波打ち際の水の中に立つ自分を想像してみよう。

辺りを見廻す。足元には冷たい水。自分の周りも全て冷たい水。

なんて優しく冷たい水。

 

きっとそこには、この世の全てがあるように思えるだろう。

いや実際に、全ての答えがそこにある。

 

そんなことも、大きくなるときっと忘れてしまう。

社会の荒波の中、

何かに迷い答えが見つからない時、その時はまた海に来るといい。

そして、水の中に足を漬けてみるといい。

 

そんな空想で胸をいっぱいにし、うんうんと頷きながら写真を撮る私が

怪しい者ではありませんと証明するのは、容易なことではないだろう。