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  • February 22, 2017
  • diary

海好き夫婦のCoffee店

こんにちは、コルコバードでインターンシップをしている多摩大学グローバルスタディーズ学部グローバルスタディーズ学科の桑波田洋実です。

私は、横浜にあるフレンチレストランでアルバイトをしています。

系列店であるカフェでも仕事をしているので、色んなカフェに行ってはそのお店のおすすめの物を飲んで勉強している最中です。

それがきっかけで、インターンシップに行く前にフラっと立ち寄った、鵠沼海岸にある7325Coffeeにインタビューをさせていただきました。

 

EAT & DRINK 7325 Coffee

 

2011年に鵠沼海岸にオープンしました!

オープン当初から亀井ご夫婦が二人三脚でこのお店を切り盛りしていらっしゃいます。

長男、次男、長女の3人のお子さんもいて、太陽のように笑顔が素敵なご夫婦。

奥様の里美さんは、話し方もハキハキとしていて元気な方なんだなと印象を受けました。

今回は、里美さんが真っすぐな姿勢でお店の事について語って下さいました。

 

こちらが里美さんと長女のにこちゃんです。

 

もともとご主人の雄介さんはスポーツクラブで水泳の先生、里美さんはヨガの先生でした。

そのうち、お2人は「自分たち2人で自由に何かしたい」と思うように。

里美さんは以前、鎌倉のパン屋さん「パラダイス・アレイ」お仕事をしていらっしゃいました。雄介さんは、バリスタの専門学校に通ってバリスタの資格を取得したり、スターバックスでお仕事をしていたので、自然と新しいお店のメニューが決まりました。

 

なぜ、この地でお店を開いたのかと伺うと

 

「海が好きだから」

 

とお2人ならではの答えが帰ってきました。

 

ここから、このお店の店名も考えたそうです !

「7325」 と書いて「ナミニコ」と読みます。

「波がニコニコしてますように。津波がきませんように。そして震災を忘れないように。という願い、思いが込められています。」と里美さんは話して下さいました。

この話を聞いて、意味深い、メッセージ性があるなと深く考えさせられました。

 

店内の内装もほぼ手作りと仰いました。

私が特に印象に残ったのは、ビーチグラスが中に入っているテーブルでした。


ビーチグラスが入っているテーブル

 

雄介さんはビーチグラスが大好き。

コーヒーを飲みながら、ビーチグラスを見てもらいたいと考えた結果、特注のテーブルを大工さんに依頼されました。

 

私も色んなカフェに趣味で行きますが、初めて見ましたね。

 

また、ここのお店を開いて最初に「ビーチマネー加盟店」にしたそうです。

「自分のお店でも、ビーチマネーを取り入れるくらい旦那はビーチグラスが好きなんです」と笑いながら語って下さった里美さん。

 

「ビーチマネー」とは、湘南エリアで始まった海を綺麗にする活動で、ビーチグラスを地域通貨として使うことを言います。「ビーチマネー加盟店」は、そのビーチグラスが通貨になり、さまざまなサービスが受けられるお店のことです。

 

7325Coffeeでは、ビーチグラスは自分の親指の爪より大きければ色は何色でも、サービスが受けられます。

単品のドリンク30円引。

セットでの利用は20円引。※お1人様ひと月3回までとなっております。

 

この「ビーチマネー」、今では、神奈川県だけにとどまらず、宮城県やハワイや広島県や鹿児島県など136店舗で使えるほど注目されています。

 

さらに、北海道や静岡など様々なビーチグラスファンが集ってくるお店にもなったそうで、過去のコンテストの優勝作品が展示されています。

お店をきっかけにビーチグラスを知り、海に行ってビーチグラスをわざわざ探しに行って見せにくるお客さんもいるんだとか。

 

歴代のビーチグラスコンテストの優勝作品

 

アットホームな雰囲気で、こんなお2人だからこそ、お客さんも「また来よう!話がしたい!!」と思って帰ってきて下さるんだなと感じました。

 

さてさて、ここで気になるメニューについて。

 

レジ前にあるメニュー

 

7325Coffeeでは、自家焙煎をしていて、

鮮度第一に考えているので、1番おすすめの商品といったら

ご夫婦で考えた結果….

「ブラックコーヒーです!」と自信に満ちあふれた表情でおっしゃいました。

 

バリスタの雄介さん。爽やかな笑顔です。

 

食べ物は、里美さんの気分次第でメニューが変わる事があるので、その日によって異なるみたいです!

そんな事を聞いて、私は是非とも全種類食べ尽くしてみたいなと思いました。

 

インタビューの日には、揚げパンとサーフィン用のワックスがありました。鵠沼海岸ならではの商品。

 

ちなみに、いつもおいている物は

玄米クッキーとリュスティック

 

子供でも買えるお手頃価格な玄米クッキー

 

今回残念ながら食べなかったのですが、

雄介さんおすすめ「トミオ・フクダ」の豆でブラックコーヒーをいただきました。

 

その日飲んだブラックコーヒーです。撮影スタッフは、ラテを頼んでいました。

 

普段ブラックコーヒーを飲まない私でも、最後まで美味しくいただきました!

のどに通った時、豆の甘みを感じ、風味もあり、味わい的にサッパリとしているなと思いました。

 

ブラックコーヒーに苦手意識がある方でもコーヒーの美味しさが知れる一杯だと感じたので特に女性の方に飲んでいただきたいなと思いました。そのくらい、飲みやすかったです。

 

コーヒーやお菓子もさることながら、お2人のお店に対する情熱や愛がインタビュー中伝わってきました。

 

「二人でやっている分休みが取れなかったり、一人の仕事量は多いのが現実です。でも、二人だからこそ、辛いことや苦しいことを相手と共有して、切磋琢磨できることがいい所でもあるし、私たちらしいなと思いました。」

と語って下さいました。

 

取材中も常連のお客さんが豆を買いにきたり、お茶をしにきたりと、、赤ちゃん連れやご高齢の方やペット連れの方まで、幅広い方に利用されているんだなと実感しました。

 

そんな、お店のイメージキャラクターは…

 

 

お店の入り口にある手作りの看板。キャラクターが描かれています。

 

帽子をかぶっている、お父さんの「ナミスケ」と、クッキーを持っている、子供の「ニコタ」。

『お父さん一人でも、子供連れのお父さんがふらっと入れる様なお店にしたい』という思いが込められているそうです!

お子さんがいる雄介さん、里美さんらしい考えだなと感じました。

 

最後に、「今後、挑戦したいことは?」と伺ったところ…..

「2人で考えたんですけど、自営業なので日々挑戦です!」と話をして下さいました。

 

最初から最後まで笑顔を絶やさず話をして下さった奥様の里美さん。

海が好きで、この地で二人三脚でゼロから作ったお店「7325Coffee」。

 

日々挑戦していくお店に見所あり!

一度来たら、また来たくなる。自分のうちのように帰りたくなる。

そんな、温かい雰囲気のご夫婦が入れるブラックコーヒーは心まで温めてくれる優しい味がします。

是非とも鵠沼海岸に足を運んだ時は、海好きのご夫婦が営むCoffee店でおすすめの一杯を体験してみて下さい。

そこには、きっと素敵な出会いがあります。

 

最後に記念撮影。雄介さんと里美さんとにこちゃんがいるここは、いつも皆が笑顔でした。

 

 

 

店名 EAT & DRINK 7325(ナミニコ)Coffee

住所 〒251ー0037

神奈川県藤沢市鵠沼海岸3ー2ー21

営業時間 9:00〜16:30(土曜日は10:00〜)

定休日 月曜日/日曜日/祝日

facebook ナミニココーヒー

 

 

 

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♡Writer Profile♡

桑波田 洋実 Kuwahata Hiromi

 

学生。多摩大学グローバルスタディーズ学部グローバルスタディーズ学科二年在学。
コルコバードのインターンシップ生。インターンシップの経験はこれが初めて。
とにかく多趣味です。映画、音楽鑑賞/ファッション/カメラ/読書/ダンス/歌うことなど、興味があることばかりです。
カフェ巡りも最近よくしています。

一人でのんびりすることも好きですが、基本的にアウトドア派の人間です。

動物が好きで、食べることが好きで、動くことが好きで、楽しいことが大好きです。