
- October 06, 2015
- diary
解体論
さわやかビーチボーイズ in 湘南。だけどもう9月。
9月は夏と言うにはもう遅すぎて、秋と言うにはまだまだ暑い日がある。
そんなどっちつかずなセプテンバー。
湘南の海岸では、海の家の解体が始まり夏が終わってしまった現実を突きつけられる。

Surfer Girls in Shonanも本当はもう9月。
だけど海岸に静けさが戻ってくるこの季節が好きです。

解体される夏。君と僕との思い出のビーチハウス。日本語で言えば「海の家」。

地元の職人さんが君臨する。海の王者?
解体された夏の思い出はどこへ行く?
それを論じる解体論。
“I Love You”二度と言わぬセリフさ
泣きそうなみじめなほど
“I Miss You”心から大好きさ
もう一度 お前に逢いたいよ
(EMANON/SAS)
桑田佳祐は夏の解体論者だったのか?
シャレた緑がお気に入り麗(うるわ)し Woman
二人で歩いた真夏のビーチ
出来ることならあの日に帰りやり直すさ
今宵は涙の通り雨も降るだろう
Where Are You?とりとめのない夢
身体(からだ)も欲しいというの
Love Me Too可愛い花のよな
お前は今、どこにいるのか
砂の浜辺で口づけた
ひとときを思い出せば
面影が目の前をかすめて
胸の痛みに変わる
そんな焦がれた想いも、職人さんはバラバラに解体して
海岸には何も無くなってしまいます。
考えてみれば日常ってそんなもの。
何も無く、たいした事の無い日々の繰り返し。
しかし、そこに価値を見いだせるなら、
もう何も論ずる必要すらない。