2015-09-12 12-12-42
  • October 16, 2015
  • diary

鎌倉物語 第1章

今日はすっかり寒くて雨が降っています。

こんな日には心がどこかへ旅してしまいそうです。

 

あの夏の日・・・。

そう、あの夏の終わりの日曜日。私は初めて自転車で鎌倉へ行きました。

息子の通学用のママチャリに、鵠沼海岸駅前の自転車置き場で空気を入れて

準備万端!のつもりで出かけました。

しかし、江ノ島を超える頃には、自転車の車輪からはけたたましい悲鳴が。

「キーーーーーーーーーーーーーッ」

それと同時に漕いでも漕いでも前に進みません。

腰越辺りで、通りすがりのおばあさんが、あそこに自転車屋があるよ。と教えてくれました。

腰越の江ノ電通りの古い小さな自転車屋さん。イタリア映画に出てきそうな・・・。言い過ぎ??

そこで見てもらうと、ママチャリなのにドラムブレーキのように車輪の軸付近のブレーキが

かかりっぱなしになってしまっていたようで、ものの10分。500円で修理完了しました。

ああよかったと、再び走り始めました。

 

 

この日、9月中旬の週末で強い日差しと、ちょっと涼しい風。最高の天気にもかかわらず、

意外や車や人出が少なく、快適な日でした。

この日なぜ鎌倉に自転車で行こうと思ったかといえば、

いつもは素通りすることが多い由比ヶ浜に、気になる素敵な場所があって、

そこの写真が撮りたいなと思ったのです。

それと、好きな材木座海岸でのんびりしようかな。と・・・。

 

 

一生懸命に自転車を漕いで、護岸工事中の鎌高前を通り過ぎ、

思い出の(!?)七里ヶ浜のセブンイレブンで日焼け止めを買って(もの凄い日差しだったんです!!)

稲村ガ崎まではちょっと坂道。でも別に平気。

そこを越えると一気に下りの坂道。由比ヶ浜に真横からぐるりとエントリー。

ああ、来ました鎌倉に。

 

 

こんなに素敵な風景ですが、遠く対岸にはにお寺が見えます。

 

 
1192作ろう鎌倉幕府。いざ鎌倉へ。

ローカルのようで、ローカルでない古都鎌倉。

鎌倉物語ってサザンオールスターズの曲だっけ?

切なく、泡のような恋。でもそれが恋。

昔の友達に会ったらどうしよう。などといらぬ妄想をしながら自転車を漕ぐ。

今日、私の鎌倉物語の始まり始まり(つづく)