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  • December 05, 2016
  • diary

MUSIC

音楽に逃げていると言われ、逃げ続けてもう何十年。

例えば逃げなかった先には何があったのだろうか?

と考えることも無意味だと悟ったことだけは事実だ。

思えば拙い確執だった。私とバレー部顧問。

 

筋肉痛だからと部活を休もうとする私も私だが、

筋肉痛は鍛えればと治ると言い張る教師も教師。

 

午前中に藤沢で映画「セーラ服と機関銃」を見た勢いで、

部活をサボってゲームセンターにいるところを

バイクで追いかけてきて練習に連れ戻そうとした教師も教師。

(そして結局は連れ戻されて正座をさせられた。)

 

まったく無意味。馬鹿みたい。と当時の私は思ったが、

今思えばトムとジェリーみたい。

13歳のクソガキ相手に、20代後半の若い熱血教師が、

バイクで藤沢の繁華街を追いかけっこ。

「遊び半分で僕らを通せんぼ」?

今考えると、先生も楽しかったのかもしれない。

 

指導者としての熱い思いと、十代の熱い反抗心が、藤沢の繁華街をぐるぐる回る。

(虎ほど凶暴ではなかったが、)

ぐるぐる回って、美味しいバターになっただろうか?

 

先生、時にも音楽は必要ですよ。

今になって思う、先生にも美味しいホットケーキ焼いてあげたかった。

 

 

 

 

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MUSIC-フジファブリック


心機一転 何もかも春は

転んで起き上がる

街に舞い散った花びら

踏みつぶして歩く

 

君を見つけて 君と二人

遊び半分で 君を通せんぼ

いつになったって 雨は止むもの

遠くに行けるから大丈夫

 

うだるような季節の夏は

サンダルで駆け巡る

駄菓子屋で買った りんご飴

大きくて食べきれない

 

君を見つけて 君と二人

遊び半分で 君を通せんぼ

雨が止んだら 虹が出るから

晴れた気分で街を歩くよ

 

枯れ葉が舞い散ってる秋は

君が恋しくなる

記憶の中にいる君は

いつだって笑顔だけ

 

君を見つけて 君と二人

遊び半分で 君を通せんぼ

冬になったって 雪が止んじゃえば

澄んだ空気が僕を 包み込む